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nature morte - après 311 -
¥8,800
小松透 Toru Komatsu 写真集 nature morte - après 311 - 印刷:2021年3月11日初刷 発行:Place M 判型:250 x 250 mm 82P 小口袋 ドイツ装 5x5inch オリジナルプリント付き 300部限定 3種類の写真からプリントをお選び頂けます。 本文用紙:モンテシオン(日本製紙石巻工場製) 企画制作:TokyoLightroom 英語翻訳:ハワード・ワイツマン 協力:吉田耕司, RED Photo Gallery プリンティング・ディレクター:村田治作 印刷:株式会社山田写真製版所 製本:有限会社篠原紙工 ISBN:978-4-905360-36-0 価格:¥8,000 (税込¥8,800) あれから10 年、その間にも何度も東北の太平洋沿岸に足を運ぶ度に息子の静をアシスタントとして連れて行った。 海 岸 沿 い に は 裾 野 の 広 い 防 潮 堤 が ど ん ど ん 築 か れ 、 遠 く か ら は 海 が 望 め ず 以 前 の 面 影 は な くな っ て い くけ れ ど 、 防 潮 堤 を 越 え れ ば 以 前 と 変 わ ら な い 広 い 海 が 広 が っ て い る 。 。 驚 くこ と に 一 本 松 は 本 当 の 意 味 で 静 物 と な っ た が 、 希望の象徴であることにかわりはない。小学3年生だった静は 19 歳になった。静と一緒に一本松の前で写っている 父親はもういない。 その写真を褒めてくれた母親も。 世界中の人が外に出る際にマスクをするようになるとは。 そう考えると 10 年という時間は長く感じるが、僕にとっては、あの日が昨日のことのように思えてならない。 だけど、 じっとしてはいられない。ただ先へ進め。 プロフィール 小松 透 toru komatsu 1969年 宮城県生まれ。1994年 多摩美術大学芸術学科卒業。 写真家、TokyoLightroomプリンティングディレクター、RED Photo Galleryのメンバーとして活動。 1992年より「静物」をテーマに映像作品と写真作品を制作。 2016年11月 Place M出版より写真集「遠い渚 - a distant shore -」を刊行。同年、Steidl Book Award Japanにて、ファイナリストに選出。現在ドイツの出版社Steidlにて未だ写真集制作中。
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サバイサバーイ
¥3,300
佐藤 圭司 Keiji Sato 写真集 サバイサバーイ サイズ W279mm x H210mm ページ数 144P 製本方法 ソフトカバー 制作 TokyoLightroom デザイン 小松 透 印刷・製本 株式会社イニュニック ISBN 978-4-905360-33-9 C0072 エディション 80部 成田空港の入国税関職員が僕に聞いた。「お仕事ですか?」「いいえ、観光です」僕のパスポートにはタイ王国への入国スタンプと出国スタンプがそれぞれ20個弱押されていた。この数年間、年に何度もタイ王国へ足を運んでいる記念碑だ。 初めての訪泰のきっかけはあるブログだった。日本から逃げるようにしてタイで沈没し、現地の風俗嬢と同棲をしている男の話だった。その男が見ている景色が見たくなった。その男が吸っている空気が吸いたくなった。その景色を撮りたくなった。 かくして僕はスワンナプーム空港に降り立った。僕にはブログの話し以外にタイの知識は何もなかった。ガイドブックを頼りに、しかしガイドブックに載っている観光地には目もくれずある場所を目指した。それはバンコクの中心地スクンビットから少し外れたプラカノンだ。ブログの筆者が風俗嬢と同棲をしていた場所だ。僕はBTS(市内を走る高架鉄道)に乗ってプラカノンの改札を出た。こうしてバンコクでの撮影が始まった。 僕の気分はサバイサバーイだ。サバーイは「気持ちいい」「心地よい」「快適」などの意味を持っている。僕は撮影の合間にフットマッサージを受けるのだが、マッサージ師に「サバーイ」と言うと「サバイサバーイでしょ」と言い直された。「サバイサバーイ」で一つの言葉になっているようだ。 昼の撮影、夜の撮影を終えて日付が変わった頃、僕はバービアのカウンターに座る。そして店のママにシンハーをオーダーする。ママは何だかんだと話し掛けてくる。僕はこの夜の街を眺めながらただ静かに飲みたいだけなのにそれを許してもらえない。シンハーのボトルが空になったのを合図に、100B札をママに渡し店を出る。セブン(コンビニはセブンイレブンもファミマもセブンと呼ばれる)に寄ってシンハーの缶を買ってホテルに戻る。今度こそシンハーを静かに飲みながらFacebookに書き込みをする。時計は午前2時を回った。日本時間では午前4時、新聞配達が朝刊を配り始めている頃だろう。一日が終わり僕はベッドに入り目を閉じた。サバイサバーイ。 プロフィール 佐藤 圭司 Keiji Sato 千葉県出身。写真家。夜の写真学校 第4期修了。 RED Photo Gallery の設立、運営に参加。メンバー。 2001年より各所にて40回以上の個展を開催。 HP: https://kbox.jp
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arigato
¥1,100
小松透 Toru Komatsu ZINE arigato サイズ 200x200mm ページ数 16P 印刷方法 タブロイド紙にインクジェット 製本方法 16折 エディション 50部 エディション・サイン入り 緊急事態宣言が発動され活動自粛の中でも電車は本数も減らさず自分しか乗っていなくとも定刻で運行していた。 口から出る言葉はただ「ありがとう」だけ。 プロフィール 小松 透 toru komatsu 1969年 宮城県生まれ。1994年 多摩美術大学芸術学科卒業。 写真家、TokyoLightroomプリンティングディレクター、Place M、RED Photo Galleryのメンバーとして活動。 1992年より「静物」をテーマに映像作品と写真作品を制作。 2016年11月 Place M出版より写真集「遠い渚 - a distant shore -」を刊行。同年、Steidl Book Award Japanにて、ファイナリストに選出。現在ドイツの出版社Steidlにて未だ写真集制作中。
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家族七人
¥1,100
中川仁史 Satoshi Nakagawa ZINE 家族七人 サイズ 150 x 150mm ページ数 48ページ 印刷方法 マット紙にオンデマンド印刷 製本方法 無線綴じ 製作年 2020年 私の実家は福岡県の南東部に位置する。 私にとっての家族とは七人のことであった。父、母、祖父、祖母、弟、妹、そして私。私がハタチまで、この七人ひとつ屋根の下で暮らしていた。 母が亡くなり、祖母が亡くなり、祖父が亡くなり、我々兄弟は皆実家を出て、七人が暮らした実家にも、今や父が一人で暮らすのみとなった。 この七人が一時でも家族であったことを記録として留めておこうと思う。 プロフィール 中川 仁史 Satoshi Nakagawa 写真家 1982年 福岡県吉井町(現うきは市)生まれ。 写真表現中村教室を経て東京写真学園プロカメラマンコース卒業。夜の写真学校22期修了。2019年よりRED Photo Galleryメンバー 主な個展 2020年 1月 家族七人 RED Photo Gallery 新宿/東京 2019年 8月 あの光 RED Photo Gallery 新宿/東京 2018年 7月 朝倉 Gallery Cue-Brick早稲田/東京
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時々刻々
¥1,100
小島 三幸 Miyuki OJIMA ZINE 時々刻々 サイズ 148mm×148mm ページ数 48P 印刷方法 液体トナー印刷 製本方法 無線綴じ エディション 20部 「日々是好日」「松島」「時々刻々」の三作品。 一日一日、どのような日であっても、かけがえのない時に変わる。 平成から令和へ、時代の変わり目に生きている私たち。 何を考え、どのように歩むのか。新しい道に希望をのせていきたい。 プロフィール 小島 三幸 Miyuki OJIMA 茨城県結城市生まれ。写真家。日本写真協会会員。 東京工芸大学芸術学部写真卒業。 パリに留学。アカデミーシャルパンティエ プレパコース修了。 <主な写真展> 2020 メモリー memories(RED photo gallery) 2019 時々刻々 from one minute to the next(RED photo gallery) 2019 日々(RED photo gallery) 2019 My Prague (結城蔵美館) 2018 My Prague (RED photo gallery) 2016 Demain −アシタ− (Place M) 2012 ヨーロッパ紀行写真展 (結城市情報センター) <ゲスト出演> 山岸伸 世界の光の中で 2020年2月第2号 https://youtu.be/HWM6wUm8B0w
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月の町
¥6,600
吉田耕司 Koji Yoshida 写真集 月の町 発売:2019年4月1日 制作:TokyoLightroom 編集・デザイン:小松透 英語翻訳:ハワード・ワイツマン 韓国語翻訳:陸敬熙 協力:Gallery Cue・brick RED Photo Gallery 鈴木義隆 吉田仁美 印刷:株式会社山田写真製版所 製本:有限会社篠原紙工 ISBN:978-4-905360-25-4 町にはそこを通り過ぎた歳月とそこに生活した人々の記憶が宿る。 「月の町」の歴史は浅い、だが通り過ぎた濃密な歳月と そこに生活した人々の営みが町の佇まいを際立たせている。 プロフィール 吉田耕司 Koji Yoshida フリーランス TVキャメラマン 2015年8月よりRED Photo Gallery 設立メンバー 2016年8月より2018年7月の間活動休止の後、2018年8月よりメンバー復帰 2020年5月21日逝去 享年71歳
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張碓から忍路へ
¥4,950
SOLD OUT
佐藤 圭司 Keiji Sato 写真集 張碓から忍路へ 英題 COLD TOWN Hariusu\Oshoro サイズ W297mm x H220mm ページ数 写真84点 製本方法 ハードカバー(スイス装) 制作 TokyoLightroom 編集・デザイン 小松透 英語翻訳 ハワード・ワイツマン 印刷・製本 株式会社イニュニック ISBN 978-4-905360-28-5 エディション 100部 忍路湾沿いの国道5号線は2018年3月17日に閉鎖され、積もった雪だけがただ静かにその道を覆っていた。 冬の張碓(はりうす)は、それは厳しくて海鳴りが聞こえてくる。お腹の底に響いてくる海鳴り。その海鳴りが聞こえてくる海岸線に誘われるように、小樽を超えて忍路(おしょろ)という場所にたどり着いた。「忍路」はアイヌ語の「オショロ・コッ」、お尻のような窪みという意味だそうだ。かつて鰊漁で栄えたこの地域、しかし今はそれも廃れ冬の町は凍りつき、ただ海鳴りが聞こえてくるだけだ。その地に魅せられ冬の間、毎月飛行機に乗り通い続けた。そんなあるとき、忍路湾沿いを走る国道5号線が廃止になることを知った。国交省のサイトで調べると、落石事故が後を絶たないため新たにトンネルを掘り海沿いの道は廃線にする計画だった。忍路湾沿いの国道5号線を走る路線バスに乗りながら、この美しい海が見える車窓ももう見られなくなるが残念だった。2018年3月17日、忍路湾沿いの国道5号線は廃止となりトンネルの新ルートに変わってしまった。私は廃線の1週間後にこの目でその事実を確認した。現場ではまだ工事の人が行き来しており、道路を閉鎖する作業を続けていた。再び冬が来て、閉鎖された道に雪が降り積もり、誰も通ることが無くなったその道を遠くから眺めた。 プロフィール 佐藤 圭司 Keiji Sato 千葉県出身。写真家。夜の写真学校 第4期修了。 RED Photo Gallery の設立、運営に参加。メンバー。 2001年より各所にて40回以上の個展を開催。 HP: https://kbox.jp
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Thinkings
¥1,100
西村 勇人 Hayato Nishimura ZINE Thinkings サイズ 210x148mm ページ数 32P エディション 25部 大型装置や試薬などで満たされた研究現場は、専門外の人間には未知なものに溢れているが、研究者の仮説、実験、考察といった科学の営みの上では全てが意味を持つ。今回のシリーズでは、特定の領域に属する人間と彼らを取り巻く場の関係を現出させることを試みる。 プロフィール 西村 勇人 Hayato Nishimura 1977年島根県生まれ。 自然科学の研究現場および研究の過程から着想した写真作品を制作。夜の写真学校15期終了。 現在、埼玉県在住。 2015年より、RED Photo Galleryのメンバーとして活動。
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Stereotype
¥1,100
木村英一郎 Eiichiro Kimura ZINE Stereotype サイズ 210x148mm ページ数 32P
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こだまの領域 SylvanSpirit Vol.2
¥1,100
高橋和孝 ZINE こだまの領域 SylvanSpirit Vol.2 サイズ A4 297×210mm ページ数 見開き14ページ 印刷方法 オンデマンド 森の中を彷徨い、見えてきたものを捉える。 獣の痕跡が色濃い年だった。 カラー最初の発表をZineにしました。 高橋和孝 プロフィール 1968年6月 東京生まれ ■主な写真展 1997年2月 「TRANSE」リュプラス 2008年5月 「こだまの領域」PLACE M 2011年4月 「こだまの領域ーObscure Rock」M2ギャラリー 2013年5月 「こだまの領域」M2ギャラリー 2014年6月 「Early Works」 TokyoLightroom 2016年3月 「こだまの領域」RED Photo Gallery 2017年3月 「こだまの領域」RED Photo Gallery 2018年3月 「こだまの領域」RED Photo Gallery 2018年3月 「こだまの領域」RED Photo Gallery 2019年3月 「こだまの領域」RED Photo Gallery
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Yokohama Bench
¥3,190
ハワード ワイツマン Howard Weitzman ZINE Yokohama Bench サイズ 160×220mm ページ数 70ページ 印刷方法 オンデマンド 制作年 2015年 エディション 40冊、サイン・ナンバー入り 横浜 山下公園のベンチには色々な物語がある。 家族の時間、祝福、熟考、そしてもちろん、ロマンスも。ベンチとベンチが置かれている距離は僅かなのに、それぞれのベンチにそれぞれのドラマが存在する。隣のベンチの人は全く関心がないようにも見えるけど、僕にとって、それは凝視せずにはいられない。 本作は私が数カ月にわたって山下公園を歩き、ベンチで遭遇した物語である。 プロフィール ハワード ワイツマン Howard Weitzman 1967年アメリカのニュージャージー生まれ。日本には長く住んでいます。瀬戸正人ワークショップ(夜の写真学校)2011年卒業です。2015年からred photo galleryのメンバーです。 Red photo gallery 以外にも、銀座のニコンサロン等、複数のところに展示しております。 現在、東京都在住。
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My Prague 2012
¥1,650
小島 三幸 Miyuki OJIMA ZINE My Prague 2012 サイズ 210x210mm ページ数 24P 印刷方法 液体トナー印刷 製本方法 無線綴じ エディション 20部 2007年〜2011年フランス。 当たり前に過ぎていく時間。どんな土地でも。どんな状況でも。 だが、明日は何が起こるかわからない。 新しい土地に住んでみて、思うことがたくさんあるが、毎日が新鮮だった。 プロフィール 小島 三幸 Miyuki OJIMA 茨城県結城市生まれ。写真家。日本写真協会会員。 東京工芸大学芸術学部写真卒業。 パリに留学。アカデミーシャルパンティエ プレパコース修了。 <主な写真展> 2020 メモリー memories(RED photo gallery) 2019 時々刻々 from one minute to the next(RED photo gallery) 2019 日々(RED photo gallery) 2019 My Prague (結城蔵美館) 2018 My Prague (RED photo gallery) 2016 Demain −アシタ− (Place M) 2012 ヨーロッパ紀行写真展 (結城市情報センター) <ゲスト出演> 山岸伸 世界の光の中で 2020年2月第2号 https://youtu.be/HWM6wUm8B0w
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遠い渚 -a distant shore-
¥6,380
小松透 Toru Komatsu 写真集 遠い渚 -a distant shore- 発行: Place M 発売: 2016年11月 判型: 250 x 250 mm 88P 変形ドイツ装 本文用紙: モンテルキア(日本製紙石巻工場製) 企画制作: TokyoLightroom 印刷: 山田写真製版所 製本: 篠原紙工 ISBN: 978-4-905360-15-5 350部限定 サイン・エディション入 ポンポン音がするスバルのバンで、家族を野蒜へ海水浴に連れて行ってくれた父親と 松島の遠足に連れて行ってくれて、金華山行きの遊覧船で一緒に船酔いした母親に捧ぐ。 プロフィール 小松 透 toru komatsu 1969年 宮城県生まれ。1994年 多摩美術大学芸術学科卒業。 写真家、TokyoLightroomプリンティングディレクター、RED Photo Galleryのメンバーとして活動。 1992年より「静物」をテーマに映像作品と写真作品を制作。 2016年11月 Place M出版より写真集「遠い渚 - a distant shore -」を刊行。同年、Steidl Book Award Japanにて、ファイナリストに選出。現在ドイツの出版社Steidlにて未だ写真集制作中。
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こだまの領域 SylvanSpirit Vol.1
¥1,100
高橋和孝 ZINE こだまの領域 SylvanSpirit Vol.1 サイズ A4 297×210mm ページ数 見開き14ページ 印刷方法 オンデマンド 森の中を彷徨い、見えてきたものを捉える。 獣道を伝い、獣の目線を想像しながら。 モノクロームフィルムを使った2016年の発表をZineにしました。 高橋和孝 プロフィール 1968年6月 東京生まれ ■主な写真展 1997年2月 「TRANSE」リュプラス 2008年5月 「こだまの領域」PLACE M 2011年4月 「こだまの領域ーObscure Rock」M2ギャラリー 2013年5月 「こだまの領域」M2ギャラリー 2014年6月 「Early Works」 TokyoLightroom 2016年3月 「こだまの領域」RED Photo Gallery 2017年3月 「こだまの領域」RED Photo Gallery 2018年3月 「こだまの領域」RED Photo Gallery 2018年3月 「こだまの領域」RED Photo Gallery 2019年3月 「こだまの領域」RED Photo Gallery
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Demain −アシタ−
¥1,100
小島 三幸 Miyuki OJIMA ZINE Demain −アシタ− サイズ 148mm×148mm ページ数 48P 印刷方法 液体トナー印刷 製本方法 無線綴じ エディション 20部 2007年〜2011年フランス。 当たり前に過ぎていく時間。どんな土地でも。どんな状況でも。 だが、明日は何が起こるかわからない。 新しい土地に住んでみて、思うことがたくさんあるが、毎日が新鮮だった。 プロフィール 小島 三幸 Miyuki OJIMA 茨城県結城市生まれ。写真家。日本写真協会会員。 東京工芸大学芸術学部写真卒業。 パリに留学。アカデミーシャルパンティエ プレパコース修了。 <主な写真展> 2020 メモリー memories(RED photo gallery) 2019 時々刻々 from one minute to the next(RED photo gallery) 2019 日々(RED photo gallery) 2019 My Prague (結城蔵美館) 2018 My Prague (RED photo gallery) 2016 Demain −アシタ− (Place M) 2012 ヨーロッパ紀行写真展 (結城市情報センター) <ゲスト出演> 山岸伸 世界の光の中で 2020年2月第2号 https://youtu.be/HWM6wUm8B0w
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東京シアター
¥2,200
佐藤 圭司 Keiji Sato ZINE 東京シアター タイトル 東京シアター サイズ A4 ページ数 100P 印刷方法 オンデマンド 製本方法 ソフトカバー 編集・制作 Keizine エディション 50部 16ビートのリズムでその幕は上がった。嘘、真実、食虫植物の罠、渦巻いた目の前の実像は虚像になる。破れた張り紙、落書き、タバコのにおい、崩れた化粧、予感、時計、バッグ、新品のスーツ、したり顔の大人たち。山手線から降りて、人混みに紛れ見上げると紫色の陽の光が折れている。リアルとフェイクはいつも同じ顔つきをしている。巨大な東京シアターで実像と虚像の区別も分からなくなったまま己を演じる。己を演じている人々に向けたレンズで、自分もカメラマンを演じていた。 プロフィール 佐藤 圭司 Keiji Sato 千葉県出身。写真家。夜の写真学校 第4期修了。 RED Photo Gallery の設立、運営に参加。メンバー。 2001年より各所にて40回以上の個展を開催。 HP: https://kbox.jp