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コンルコタン
¥4,400
佐藤 圭司 Keiji Sato 写真集 コンルコタン サイズ:W270mm x H225mm ページ数:88P 製本:ソフトカバー 発行:RED Photo Gallery 編集・制作・デザイン:Kiezine、Sasawan 印刷・製本:株式会社イニュニック 価格:4,000円(税抜) アイヌ語で「コンル」は氷、「コタン」は集落、町という意味だ。訪れた町は凍り付いていた。ミラーレスカメラのバッテリー周りに使い捨てカイロを巻いているが、カイロは冷たくなっている。使い捨てカイロは空気中の水蒸気が無いと暖まらない。空気中の水蒸気も凍っているのでカイロは発熱できないのだ。手の体温でバッテリーを温めるが、既に手も氷の様に冷たくなっている。カメラはただの箱になり僕の手は感覚を失った。ここはコンルコタン、すべてが凍った氷の町だ。 プロフィール 佐藤 圭司 Keiji Sato 千葉県出身。写真家。夜の写真学校 第4期修了。 RED Photo Gallery の設立、運営に参加。メンバー。 2001年より各所にて40回以上の個展を開催。 HP: https://kbox.jp
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黒砂
¥4,400
佐藤 圭司 Keiji Sato 写真集 黒砂 サイズ :W270mm x H225mm ページ数 :102P 製本方法ソフトカバー 編集・制作・デザイン :Kiezine 印刷・製本 :株式会社イニュニック 【 黒 砂 】 僕が子供の頃過ごした町は海岸からほど近い場所にあった。 家の近くには私鉄ローカル線の駅があり、その駅は過去に5回改称されている。最初の名前は浜海岸、二番目が帝大工学部前、三番目が工学部前、そして僕が子供の頃の名前は「黒砂」だった。今は5番目の名前になっている。 最初の駅の名前「浜海岸」から想像できると思うが、海がとても近かった。実際、家から3~4分で海岸に降りることができた。潮が引くと黒い砂浜が沖まで続く遠浅海岸だった。 海岸へ降り砂浜をザクっと掘れば、すぐにあさりがバケツ一杯採れた。採ったあさりは剥き身にしてネコの餌になった。貝殻は庭にまき、鶏が突いた。その鶏が産んだ卵で卵掛けご飯を食べた。 時代は変わり海岸の埋立てが進み、海は遥か遠くになった。生活とともにあった海はいつしか名実ともになくなり「黒砂」の名前も付近の町名との整合性とるため改称された。 しかし僕の中では「黒砂」という名称は単なる駅の名ではなく、子供の頃を象徴する一つのアイコンとして存在している。小さな冒険の旅は「黒砂」から始まり、家に帰るときは「黒砂」へ戻る。子供の頃見聞きしたものはすべて「黒砂」へ繋がっていた。 「黒砂」駅のすぐ近くには実家があり、両親が住んでいた。その両親も高齢になり自身での生活が困難なため、数年前の夏に施設へ入った。僕は玄関先で2人のポートレートを撮り、2人を車に乗せた。「実家」は「実家があった場所」に変わった。 その後母は鬼籍に入り、その翌年父は100歳になった。 子供の頃の小さな冒険の旅は大人になった今、ミラーレスのカメラをぶら下げての旅に変わったが、どこかの海岸まで足を延ばすと「黒砂」の記憶がフラッシュバックする。そこは明らかに「黒砂」ではないのだが、懐かしい思いがこみ上げてくる。僕の「黒砂」への旅は不意に訪れる時空のずれとの出会いなのかもしれない。 【 Kurosuna -Black Sand- 】 I spent most of my childhood at a town near the coast. My home was located near a local private railway station that was renamed five times over the years. The station still exists today. The historical first name of the station was Hamakaigan (“seaside shore”), the second was Teidai Kogakubumae (“in front of the Imperial University Faculty of Engineering”), the third was Kogakubumae (“in front of the Faculty of Engineering”), and the name when I was a kid was Kurosuna (“black sand”). Now it's on its fifth name. As you can imagine from the first name of the station, "seaside shore", the town was very close to the ocean. It took only three or four minutes to walk from my house to the beach. When I got down to the beach and dug in the sand, I could immediately fill a bucket with asari clams. We would shell the clams and use them as food for the cats. We scattered the seashells in the garden and the chickens would peck at them. We would eat rice covered by eggs laid by those chickens as a meal. Times have changed, and the coast has now been reclaimed. The sea is now quite far away. The sea, which had been a part of people's daily lives, disappeared in both name and reality, and the name "Kurosuna" was changed to be consistent with the station’s use in the nearby town. In my mind, "Kurosuna" was not just the name of a station but existed as an iconic symbol of my childhood. My little adventures began at Kurosuna, and when I returned home, I would visit Kurosuna. Everything I saw and heard as a child was connected to Kurosuna. My parents used to live near Kurosuna station, but they ultimately moved into a facility because they were too old to live on their own. My "parents' house" became "the place where my parents used to live". My mother then passed away, and the following year my father turned 100 years old. The little adventures of my childhood have now turned into trips by me as an adult carrying a mirrorless camera. I still have flashbacks of Kurosuna, though, when I visit some beach. Although clearly not Kurosuna, memories of my childhood fill me with a sense of nostalgia. To me, a “journey to Kurosuna” may actually be an unexpected journey through space and time. プロフィール 佐藤 圭司 Keiji Sato 千葉県出身。写真家。夜の写真学校 第4期修了。 RED Photo Gallery の設立、運営に参加。メンバー。 2001年より各所にて40回以上の個展を開催。 HP: https://kbox.jp
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サバイサバーイ
¥3,300
佐藤 圭司 Keiji Sato 写真集 サバイサバーイ サイズ W279mm x H210mm ページ数 144P 製本方法 ソフトカバー 制作 TokyoLightroom デザイン 小松 透 印刷・製本 株式会社イニュニック ISBN 978-4-905360-33-9 C0072 エディション 80部 成田空港の入国税関職員が僕に聞いた。「お仕事ですか?」「いいえ、観光です」僕のパスポートにはタイ王国への入国スタンプと出国スタンプがそれぞれ20個弱押されていた。この数年間、年に何度もタイ王国へ足を運んでいる記念碑だ。 初めての訪泰のきっかけはあるブログだった。日本から逃げるようにしてタイで沈没し、現地の風俗嬢と同棲をしている男の話だった。その男が見ている景色が見たくなった。その男が吸っている空気が吸いたくなった。その景色を撮りたくなった。 かくして僕はスワンナプーム空港に降り立った。僕にはブログの話し以外にタイの知識は何もなかった。ガイドブックを頼りに、しかしガイドブックに載っている観光地には目もくれずある場所を目指した。それはバンコクの中心地スクンビットから少し外れたプラカノンだ。ブログの筆者が風俗嬢と同棲をしていた場所だ。僕はBTS(市内を走る高架鉄道)に乗ってプラカノンの改札を出た。こうしてバンコクでの撮影が始まった。 僕の気分はサバイサバーイだ。サバーイは「気持ちいい」「心地よい」「快適」などの意味を持っている。僕は撮影の合間にフットマッサージを受けるのだが、マッサージ師に「サバーイ」と言うと「サバイサバーイでしょ」と言い直された。「サバイサバーイ」で一つの言葉になっているようだ。 昼の撮影、夜の撮影を終えて日付が変わった頃、僕はバービアのカウンターに座る。そして店のママにシンハーをオーダーする。ママは何だかんだと話し掛けてくる。僕はこの夜の街を眺めながらただ静かに飲みたいだけなのにそれを許してもらえない。シンハーのボトルが空になったのを合図に、100B札をママに渡し店を出る。セブン(コンビニはセブンイレブンもファミマもセブンと呼ばれる)に寄ってシンハーの缶を買ってホテルに戻る。今度こそシンハーを静かに飲みながらFacebookに書き込みをする。時計は午前2時を回った。日本時間では午前4時、新聞配達が朝刊を配り始めている頃だろう。一日が終わり僕はベッドに入り目を閉じた。サバイサバーイ。 プロフィール 佐藤 圭司 Keiji Sato 千葉県出身。写真家。夜の写真学校 第4期修了。 RED Photo Gallery の設立、運営に参加。メンバー。 2001年より各所にて40回以上の個展を開催。 HP: https://kbox.jp
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家族七人
¥1,100
SOLD OUT
中川仁史 Satoshi Nakagawa ZINE 家族七人 サイズ 150 x 150mm ページ数 48ページ 印刷方法 マット紙にオンデマンド印刷 製本方法 無線綴じ 製作年 2020年 私の実家は福岡県の南東部に位置する。 私にとっての家族とは七人のことであった。父、母、祖父、祖母、弟、妹、そして私。私がハタチまで、この七人ひとつ屋根の下で暮らしていた。 母が亡くなり、祖母が亡くなり、祖父が亡くなり、我々兄弟は皆実家を出て、七人が暮らした実家にも、今や父が一人で暮らすのみとなった。 この七人が一時でも家族であったことを記録として留めておこうと思う。 プロフィール 中川 仁史 Satoshi Nakagawa 写真家 1982年 福岡県吉井町(現うきは市)生まれ。 写真表現中村教室を経て東京写真学園プロカメラマンコース卒業。夜の写真学校22期修了。2019年よりRED Photo Galleryメンバー 主な個展 2020年 1月 家族七人 RED Photo Gallery 新宿/東京 2019年 8月 あの光 RED Photo Gallery 新宿/東京 2018年 7月 朝倉 Gallery Cue-Brick早稲田/東京
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時々刻々
¥1,100
小島 三幸 Miyuki OJIMA ZINE 時々刻々 サイズ 148mm×148mm ページ数 48P 印刷方法 液体トナー印刷 製本方法 無線綴じ エディション 20部 「日々是好日」「松島」「時々刻々」の三作品。 一日一日、どのような日であっても、かけがえのない時に変わる。 平成から令和へ、時代の変わり目に生きている私たち。 何を考え、どのように歩むのか。新しい道に希望をのせていきたい。 プロフィール 小島 三幸 Miyuki OJIMA 茨城県結城市生まれ。写真家。日本写真協会会員。 東京工芸大学芸術学部写真卒業。 パリに留学。アカデミーシャルパンティエ プレパコース修了。 <主な写真展> 2020 メモリー memories(RED photo gallery) 2019 時々刻々 from one minute to the next(RED photo gallery) 2019 日々(RED photo gallery) 2019 My Prague (結城蔵美館) 2018 My Prague (RED photo gallery) 2016 Demain −アシタ− (Place M) 2012 ヨーロッパ紀行写真展 (結城市情報センター) <ゲスト出演> 山岸伸 世界の光の中で 2020年2月第2号 https://youtu.be/HWM6wUm8B0w
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月の町
¥6,600
吉田耕司 Koji Yoshida 写真集 月の町 発売:2019年4月1日 制作:TokyoLightroom 編集・デザイン:小松透 英語翻訳:ハワード・ワイツマン 韓国語翻訳:陸敬熙 協力:Gallery Cue・brick RED Photo Gallery 鈴木義隆 吉田仁美 印刷:株式会社山田写真製版所 製本:有限会社篠原紙工 ISBN:978-4-905360-25-4 町にはそこを通り過ぎた歳月とそこに生活した人々の記憶が宿る。 「月の町」の歴史は浅い、だが通り過ぎた濃密な歳月と そこに生活した人々の営みが町の佇まいを際立たせている。 プロフィール 吉田耕司 Koji Yoshida フリーランス TVキャメラマン 2015年8月よりRED Photo Gallery 設立メンバー 2016年8月より2018年7月の間活動休止の後、2018年8月よりメンバー復帰 2020年5月21日逝去 享年71歳
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張碓から忍路へ
¥4,950
SOLD OUT
佐藤 圭司 Keiji Sato 写真集 張碓から忍路へ 英題 COLD TOWN Hariusu\Oshoro サイズ W297mm x H220mm ページ数 写真84点 製本方法 ハードカバー(スイス装) 制作 TokyoLightroom 編集・デザイン 小松透 英語翻訳 ハワード・ワイツマン 印刷・製本 株式会社イニュニック ISBN 978-4-905360-28-5 エディション 100部 忍路湾沿いの国道5号線は2018年3月17日に閉鎖され、積もった雪だけがただ静かにその道を覆っていた。 冬の張碓(はりうす)は、それは厳しくて海鳴りが聞こえてくる。お腹の底に響いてくる海鳴り。その海鳴りが聞こえてくる海岸線に誘われるように、小樽を超えて忍路(おしょろ)という場所にたどり着いた。「忍路」はアイヌ語の「オショロ・コッ」、お尻のような窪みという意味だそうだ。かつて鰊漁で栄えたこの地域、しかし今はそれも廃れ冬の町は凍りつき、ただ海鳴りが聞こえてくるだけだ。その地に魅せられ冬の間、毎月飛行機に乗り通い続けた。そんなあるとき、忍路湾沿いを走る国道5号線が廃止になることを知った。国交省のサイトで調べると、落石事故が後を絶たないため新たにトンネルを掘り海沿いの道は廃線にする計画だった。忍路湾沿いの国道5号線を走る路線バスに乗りながら、この美しい海が見える車窓ももう見られなくなるが残念だった。2018年3月17日、忍路湾沿いの国道5号線は廃止となりトンネルの新ルートに変わってしまった。私は廃線の1週間後にこの目でその事実を確認した。現場ではまだ工事の人が行き来しており、道路を閉鎖する作業を続けていた。再び冬が来て、閉鎖された道に雪が降り積もり、誰も通ることが無くなったその道を遠くから眺めた。 プロフィール 佐藤 圭司 Keiji Sato 千葉県出身。写真家。夜の写真学校 第4期修了。 RED Photo Gallery の設立、運営に参加。メンバー。 2001年より各所にて40回以上の個展を開催。 HP: https://kbox.jp
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Thinkings
¥1,100
西村 勇人 Hayato Nishimura ZINE Thinkings サイズ 210x148mm ページ数 32P エディション 25部 大型装置や試薬などで満たされた研究現場は、専門外の人間には未知なものに溢れているが、研究者の仮説、実験、考察といった科学の営みの上では全てが意味を持つ。今回のシリーズでは、特定の領域に属する人間と彼らを取り巻く場の関係を現出させることを試みる。 プロフィール 西村 勇人 Hayato Nishimura 1977年島根県生まれ。 自然科学の研究現場および研究の過程から着想した写真作品を制作。夜の写真学校15期終了。 現在、埼玉県在住。 2015年より、RED Photo Galleryのメンバーとして活動。
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Stereotype
¥1,100
木村英一郎 Eiichiro Kimura ZINE Stereotype サイズ 210x148mm ページ数 32P
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こだまの領域 SylvanSpirit Vol.2
¥1,100
高橋和孝 ZINE こだまの領域 SylvanSpirit Vol.2 サイズ A4 297×210mm ページ数 見開き14ページ 印刷方法 オンデマンド 森の中を彷徨い、見えてきたものを捉える。 獣の痕跡が色濃い年だった。 カラー最初の発表をZineにしました。 高橋和孝 プロフィール 1968年6月 東京生まれ ■主な写真展 1997年2月 「TRANSE」リュプラス 2008年5月 「こだまの領域」PLACE M 2011年4月 「こだまの領域ーObscure Rock」M2ギャラリー 2013年5月 「こだまの領域」M2ギャラリー 2014年6月 「Early Works」 TokyoLightroom 2016年3月 「こだまの領域」RED Photo Gallery 2017年3月 「こだまの領域」RED Photo Gallery 2018年3月 「こだまの領域」RED Photo Gallery 2018年3月 「こだまの領域」RED Photo Gallery 2019年3月 「こだまの領域」RED Photo Gallery
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Yokohama Bench
¥3,190
ハワード ワイツマン Howard Weitzman ZINE Yokohama Bench サイズ 160×220mm ページ数 70ページ 印刷方法 オンデマンド 制作年 2015年 エディション 40冊、サイン・ナンバー入り 横浜 山下公園のベンチには色々な物語がある。 家族の時間、祝福、熟考、そしてもちろん、ロマンスも。ベンチとベンチが置かれている距離は僅かなのに、それぞれのベンチにそれぞれのドラマが存在する。隣のベンチの人は全く関心がないようにも見えるけど、僕にとって、それは凝視せずにはいられない。 本作は私が数カ月にわたって山下公園を歩き、ベンチで遭遇した物語である。 プロフィール ハワード ワイツマン Howard Weitzman 1967年アメリカのニュージャージー生まれ。日本には長く住んでいます。瀬戸正人ワークショップ(夜の写真学校)2011年卒業です。2015年からred photo galleryのメンバーです。 Red photo gallery 以外にも、銀座のニコンサロン等、複数のところに展示しております。 現在、東京都在住。
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My Prague 2012
¥1,650
小島 三幸 Miyuki OJIMA ZINE My Prague 2012 サイズ 210x210mm ページ数 24P 印刷方法 液体トナー印刷 製本方法 無線綴じ エディション 20部 2007年〜2011年フランス。 当たり前に過ぎていく時間。どんな土地でも。どんな状況でも。 だが、明日は何が起こるかわからない。 新しい土地に住んでみて、思うことがたくさんあるが、毎日が新鮮だった。 プロフィール 小島 三幸 Miyuki OJIMA 茨城県結城市生まれ。写真家。日本写真協会会員。 東京工芸大学芸術学部写真卒業。 パリに留学。アカデミーシャルパンティエ プレパコース修了。 <主な写真展> 2020 メモリー memories(RED photo gallery) 2019 時々刻々 from one minute to the next(RED photo gallery) 2019 日々(RED photo gallery) 2019 My Prague (結城蔵美館) 2018 My Prague (RED photo gallery) 2016 Demain −アシタ− (Place M) 2012 ヨーロッパ紀行写真展 (結城市情報センター) <ゲスト出演> 山岸伸 世界の光の中で 2020年2月第2号 https://youtu.be/HWM6wUm8B0w
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こだまの領域 SylvanSpirit Vol.1
¥1,100
高橋和孝 ZINE こだまの領域 SylvanSpirit Vol.1 サイズ A4 297×210mm ページ数 見開き14ページ 印刷方法 オンデマンド 森の中を彷徨い、見えてきたものを捉える。 獣道を伝い、獣の目線を想像しながら。 モノクロームフィルムを使った2016年の発表をZineにしました。 高橋和孝 プロフィール 1968年6月 東京生まれ ■主な写真展 1997年2月 「TRANSE」リュプラス 2008年5月 「こだまの領域」PLACE M 2011年4月 「こだまの領域ーObscure Rock」M2ギャラリー 2013年5月 「こだまの領域」M2ギャラリー 2014年6月 「Early Works」 TokyoLightroom 2016年3月 「こだまの領域」RED Photo Gallery 2017年3月 「こだまの領域」RED Photo Gallery 2018年3月 「こだまの領域」RED Photo Gallery 2018年3月 「こだまの領域」RED Photo Gallery 2019年3月 「こだまの領域」RED Photo Gallery
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Demain −アシタ−
¥1,100
小島 三幸 Miyuki OJIMA ZINE Demain −アシタ− サイズ 148mm×148mm ページ数 48P 印刷方法 液体トナー印刷 製本方法 無線綴じ エディション 20部 2007年〜2011年フランス。 当たり前に過ぎていく時間。どんな土地でも。どんな状況でも。 だが、明日は何が起こるかわからない。 新しい土地に住んでみて、思うことがたくさんあるが、毎日が新鮮だった。 プロフィール 小島 三幸 Miyuki OJIMA 茨城県結城市生まれ。写真家。日本写真協会会員。 東京工芸大学芸術学部写真卒業。 パリに留学。アカデミーシャルパンティエ プレパコース修了。 <主な写真展> 2020 メモリー memories(RED photo gallery) 2019 時々刻々 from one minute to the next(RED photo gallery) 2019 日々(RED photo gallery) 2019 My Prague (結城蔵美館) 2018 My Prague (RED photo gallery) 2016 Demain −アシタ− (Place M) 2012 ヨーロッパ紀行写真展 (結城市情報センター) <ゲスト出演> 山岸伸 世界の光の中で 2020年2月第2号 https://youtu.be/HWM6wUm8B0w
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東京シアター
¥2,200
佐藤 圭司 Keiji Sato ZINE 東京シアター タイトル 東京シアター サイズ A4 ページ数 100P 印刷方法 オンデマンド 製本方法 ソフトカバー 編集・制作 Keizine エディション 50部 16ビートのリズムでその幕は上がった。嘘、真実、食虫植物の罠、渦巻いた目の前の実像は虚像になる。破れた張り紙、落書き、タバコのにおい、崩れた化粧、予感、時計、バッグ、新品のスーツ、したり顔の大人たち。山手線から降りて、人混みに紛れ見上げると紫色の陽の光が折れている。リアルとフェイクはいつも同じ顔つきをしている。巨大な東京シアターで実像と虚像の区別も分からなくなったまま己を演じる。己を演じている人々に向けたレンズで、自分もカメラマンを演じていた。 プロフィール 佐藤 圭司 Keiji Sato 千葉県出身。写真家。夜の写真学校 第4期修了。 RED Photo Gallery の設立、運営に参加。メンバー。 2001年より各所にて40回以上の個展を開催。 HP: https://kbox.jp